中古ピアノを買う3
前回からえらい時間があいてしまった‥
つづきつづき。
ピアノ購入の意志が固まって、とにかく実物を見ないと
話にならんということで、初めにヤマハのピアノフェアに行った。
そこで、中古ピアノ(リニューアルピアノというのね今は)といえども見た目がすごく綺麗でいい音が鳴ることにびっくりした。
ヤマハでは、ピアノの後ろから見える支柱がXになっているものが人気だとか。
次に見に行ったのが、ピアノの卸売りセンター。
ヤマハやカワイの直営店以外って、怪しいのかな‥と警戒しつつお店に行ったけれど、そんなことはなく、ここで社長さんにいろいろな話を聞かせてもらった。
中古ピアノは中を見せれるかどうかが大事だと言って、
ピアノの上のふたをとり、表も開け、下も開け。
どんどん分解してピアノの中を見せてくれた。
製造年 ハンマーの状態 変色や湿気によるシミがないか‥
店内には中古ピアノだけではなくヤマハやカワイの新品もあり、
新品でも50万円ほどの値段。
でも、近年の安いピアノはインドネシアで安い材料で
作られているものが多く決して高品質な訳ではない、
それなら少し古くとも国産で職人さんが作っていた時代のピアノの
ほうが音色はいいということだった。
実際、聴き比べてみると、新品の方は音が軽い!
おもちゃのピアノっぽい‥
色々勉強したところで、すごく気に入った音のピアノに出会った。
好みは分かれそうだけど、この音の響き、すごく綺麗。
と、ほぼ一目惚れしてしまったピアノは、ディアパソンという初めて聞いたブランドだった。
知る人ぞ知る大橋幡岩(おおはし はたいわ)さんというピアノ技術者が設計&製作されたモデルなんだそうだ。
お値段も35万円以内におさまり、本当に大満足。
認知度はかなり低いから、売りたいときには
ヤマハやカワイよりも値段が落ちるということだったけれど、
それ以外の欠点が見当たらない。
というわけで、ついに、わが家にピアノがやって来ました。
家の中にいい音が響いて、すてき。
娘と連弾をすると、ほんとうに楽しい。
なんか、いまさらのだめカンタービレとか全巻そろえて読んだり、
そこから音楽をひろって聞いてみたり、弾いてみたり‥
音楽づいている。
お母さん すてきなピアノをありがとう。